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不純な志望動機を持つ受験生は公務員に不適格なのか?

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世の中には公務員という職業に不適格な人がいるという。それは客観的に見ての話でしょう。数日前に紹介した「公務員試験のカラクリ (光文社新書)」にはそんな話が出てきます。この本の著者は、例えば「公務員になりたいという志望動機が不純な人」というのを公務員になる人材としては不適格としているようです。志望動機が不純というのは、おそらく安定とか待遇をメインに求めて公務員を目指す人たちのことでしょう。

また、そういった客観的に見て公務員に不適格な人たちが公務員になろうとしているときに、それを後押しするのが予備校だったり、資格スクールだったりする。そういう予備校や資格スクールの姿勢を著者は暗に批判しているように見えます。国民もそういう気持ちかもしれないですね。転勤が少ない、残業が少ない、クビにならないといった公務員に付きまとう特典のようなものを求めて公務員になろうとする人がいれば、おそらくそういう人はバッシングを浴びると思うのです。

多くの人はそういう気持ちが全く無いわけではなく、少なからずそこに公務員になることもメリットのようなものを見出していると思います。多くの国民もこの著者もそういう受験生とそれを指導する予備校などを批判するのかな?と思いますけど、私は国民の側でも、受験生の側でも、予備校側でもなく、1人間として判断すると、別にそれでも良いんじゃないの?と思います。

それはそもそもそういった不純な動機を抱えた人が公務員に不適格とは言えないと思うからです。動機は確かに不純なのかもしれないが、本心が不純じゃない動機の受験生を集めて、公務員の数が足りるとは思えない。不純な動機を少しでも持った人は公務員から排除していったら、とてもじゃないけど公務員は足りないでしょう。という現実的にしょうがない理由もあるけれど、もっと大きいのは動機と仕事の関連性です。不純な動機の人が公務員になって困ることがあるのか?それは感情論を抜きにして、現実的な側面から分析した場合です。

志望動機を面接で聞く理由っていうのは、公務員に対する熱意や志望具合を見るためだと思うのです。公務員の仕事を遂行していくのに必要なものは大きく分けて熱意と能力があると思います。熱意はやる気であり、能力は結果を出せるか?(住民に対して十分なサービス等が提供できるか?)という部分です。

志望動機は、要はやる気を見るためです。やる気っていうのは別に安定を求めていたら、やる気がないとはいえないと思うんですね。やる気っていうのは「モチベーション」って言葉に変えられると思いますけど、仕事を続けていくうえでのモチベーションを保つことができれば、やる気は失わないはず。=公務員としての仕事を全うすると思います。

はっきり言うと、それが公務員としての仕事を続けていくうえで継続的に得られるモチベーションであれば、志望動機なんてナンだって良いと思うんです。安定ってのは少なからず公務員には付きまとう特権だと思うし、今後も継続的に続くでしょう。安定をモチベーションに公務員になりたい!という人がいても、その安定がずっと続くならばモチベーションは削がれないと思います。

逆にモチベーションを下げてしまうとしたら、やりたい仕事が出来ないとかです。志望動機にて「〇〇をやりたい!」といって、公務員になったは良いけど、異動のたびに興味のない仕事ばかりやらされる。もうやる気を失ってくるという状況も珍しくないのではないか?と思うんです。やりたい仕事を掲げて志望動機を練る人も多くいると思いますけど、その人の志望動機は公務員にとって適格な志望動機なのか?というとでしょうか?一般的なイメージでいうと不純ではないにしろ、私は不適格なんじゃないか?と。

つまり、やる気は面接の時点では買えるにしろ、それが公務員として働き始めた後もずっと続くか?分かりませんよね。少なくとも公務員という職業の性質に付きまとう待遇面と比べたら、随分自分の思い通りにいかない部分だと思います。だからこそ、下手すれば辞めてしまうとか、仕事を真面目にやらないという人もでてくるかもしれないと思うのです。

したがって、私は一般的な見方では不純にも見える志望動機を持った受験生も、それを指導する予備校なども別に存在して良いんじゃないの?と思います。志望動機と仕事へのやる気の相関関係がそこまであるとは思えないのです。面接官も多くの国民も、志望動機を見たときにはやる気との相関関係ではなく、単なるイメージで判断してしまっている部分がかなり多いと思ったからです。


公務員試験の勉強している受験生や公務員試験について何も知らない人にとって、へー!意外!と思えること、いろいろと考えさせられることもあると思うので、気になる方は安いので買ってみたり、立ち読みとかしてみても良いと思います。公務員試験そのものについての意外な事実もそうですけど、受験生にとってヒントになるような、タメになるようなことも結構書かれているので、受験の前に読んでみても良いかもしれませんね。
公務員試験のカラクリ (光文社新書)
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