_ 大学生には馴染みの深い「早稲田大学講演会名簿事件」の概要 | 公務員試験の合格を応援します!
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大学生には馴染みの深い「早稲田大学講演会名簿事件」の概要

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これは早稲田大学で中国の江沢民の講演が行われるということで、希望者が殺到していました。中国の江沢民の講演ですから、どうしても日本としては共産主義の潮流などが流入してこないか?といった警戒をしていく必要があったのです。

そして、当時大学構内などで警護をしていた警察官が大学に講演参加者の名簿を渡してくれないか?といったところ、大学はなんと学生、教職員などの参加者に無断でこの名簿を渡してしまったのです。名簿には氏名、住所、電話番号などの非常に重要な個人情報が含まれており、これを知った学生らは激怒し、プライバシーの侵害として大学を提訴します。

裁判は最高裁まで持ち越されたものの、学生側が勝訴して大学に損害賠償の支払いが命じられました。大学側は名簿に記載されているこれらの情報はプライバシーというには秘匿性の低いものであり、明確なプライバシーの侵害とまではいかない!と主張しましたが、その主張は受け入れられませんでした。

判例では、「「本人が、自己が欲しない他者に対してはみだりにこれを開示されたくないと考えることは自然なことであり、そのことへの期待は保護されるべきもの」としており、国賓警護という名目があったとしても、本人に無断でこれらの情報を第三者に提供してしまうことは違法であるとしたのです。

しかし、早稲田大学は自分たちの非を認めようとはせずに、謝罪をするどころか、大学を訴えた学生に対してプライバシー権の濫用主張し、事件は一件落着とはいかなかったのです。早稲田大学は本人に同意なくして勝手に個人情報を開示したのは事実ですから、そこについては明らかに配慮が足りなかっただろうと思います。

ただ、最高裁の判例からいうと名簿の提出を要求した警察官にも若干非はあったんじゃないか?という気がします。でも、大学がきちんと同意をとっておけば良かったんでしょうけどね。他人の個人情報と思われるものをむやみやたらに第三者に教えるととんでもないことが起きてしまうということです。今回は実際に警察にそれが渡ってしまったわけですから、学生たちは心の平穏を保ちながらの学生生活は送れなかったでしょうね。


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